ななつ星とケーキ
普段は穏やかな海ですが、冬場は本当に風がきつくて寒いですー。
福岡県が接している海というのは北側。
つまり冬は北東の風をそのまま受け止めることになります。寒いけれどもこの時期は、街のイルミネーションが美しいのが救われます。
今日は、ここ九州で感じた艶と色みについて書きます。
その日は、書類を受け取りに行った帰りに自分にご褒美で博多のパークハイアットでケーキを頂きました。
普段、バーとして使われている空間を、昼間はランチができる場所としても使っている。というお店。
バイキングじゃない方が良かったので、そこでスープセット(ケーキ付き♪)を注文。
最後に出て来たのが、これ。
お店の一押しのケーキ。
表面はツヤツヤしていて、中にはシェリー漬の果物が入っていて本当に美味しい。
ついでに言うと、濃い味で小さめサイズで大きさもちょうど良い。
本来はバーなので、ちょっと暗めの空間としっとり優雅なケーキがぴったり合ってます。
さすが、この空間の雰囲気とぴったり合っているなと納得して帰途につきました。
そして、帰りの駅で初めて見たのが「ななつ星」!
誰もが知ってる九州自慢の豪華列車です。
わーと盛り上がり、写真を撮って帰ったのですが事務所に戻って見返して驚きました。
昼間に食べたケーキ(&カトラリー)と、ななつ星の色味や素材感が同じです。
・車体の艶感(艶あり仕様)と、しっとりチョコケーキの艶。
・車体のダークプラム色と、チョコケーキの色。
そして、
・車体の輪郭に入っている金塗装と、カトラリーやケースの金色
写真を見比べて見て下さい。
これらの組み合わせで、落ち着きのある高級感を見る人に印象付けるものになっているのです。
色についてはこだわる方も多いのですが、空間を求めている雰囲気にするには艶感や素材に何を組み合わせるかも大事です。
というお話でした。
ちょっとマニアックな視点で(笑)、周囲を見回してみると面白いですよ。