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海ノ中道へ海上ルートで

2017summer

2017年のお盆休みは、初の九州で過ごしています。東京と違って、街中はお盆休みの方が人が多いのでは?という印象。

昨日は、百道浜から海上交通を使って以前から気になっていた「海の中道」へ行ってきました。

行きは百道浜から海上交通(高速船)で向かったので、近場にいながらにしてちょっとした旅気分です。海も山も近い九州ならではの遊び方かもしれません。

今年の春に全面リニューアルオープンしたばかりの水族園は、多くの人で大賑い。ショーも充実していて、気づけば3時間滞在していました。

マリンワールドについては古い時の様子は、資料集成やANAの機内誌で見て知っていました。

おそらく、リニューアルされてパワーアップしたところも大きいんだろうなと感じるポイントが、幾つもありました。

例えばエントランスに入った時の賑わい。

近年いろんな水族館を見てきた印象からすると新鮮でした。館内を巡ってみて気づいたのは、エントランスが全体の動線の起点になっているので常に人がいるという状態になっているようでした。

他には、イルカのショープールと博多湾が一体となる風景。これは一言でいうと開放感があって、本当に気持ち良かったです。

水族館の展示は、立地している地域の「近海」の海を紹介するというのが基本にあって海の中道水族館では「アオリイカ」の展示がそれにあたります。イカの展示というのも結構珍しいと思います。

レストラン・カフェが地下1階にあり、目の前にイルカのプールがあって休憩しながら眺められるのが特徴です。写真の左のほうに青く見えている部分が、イルカプールの水底のあたりです。

布地張のソファ席や、カウンター席、椅子席など椅子や空間のバリエーションが豊富で、ゆったり寛げる設えになっていました。
リニューアルの目玉の一つだそう。

以前、水族館の調査業務をしていた時に話題になったのが、水族館に入ることなくレストランの単独利用ができるようにするかどうかと、運営会社とは別の飲食業者をちゃんと入れるかどうかでした。ここはレストランの単独利用は出来ない動線になっていますが、来園者の利用だけで十分なお客さんが入っているように見受けられました。

ペンギンが好きな私としては、もちろん見逃せません。夕方5時ごろ、ペンギンたちが小屋に帰ってしまう前になんとか見ることができました。

遊び過ぎて関門海峡花火大会に間に合いませんでしたが・・・それはまた来年の楽しみに!