九州では初めて、大学生の方達に向けてお話する依頼を頂きましてつい先日話をして来ました。

あとで聞きますと九州工大の学生がほとんどだったようです。

引っ越す前に九州に下見に来て、最初に行ったのが九州工大にある清家清さんの建築群でした。

建築学コースが創設されたのは平成20年と比較的新しく、いろんな情報を得ようという学生たちの思いを感じ取りました。

自分の後輩に語りかける気持ちで、

今のこと、

そして大学時代から組織での仕事について、

資格について話をしました。

「何故、九州で独立したのか？」という質問を聞いてくれた学生から頂きました。

そうですよねー。不思議ですよね、自分でも想定外でした。

でも色々あるのが人生で、その時どうするかがその後の時間が楽しくなるかの分かれ道だと思います。

九州に移住する事が現実となったときに私は、どうしようと悩みつつも、自分のいつか叶えたかった事をするという。

チャンスに変える道を選んだんですよね。

もう一つ、鋭い質問を受けました。

「なぜ大学院へ行かず、学部卒で就職したのか？」

学生にとっては気になるところですよね。

今回と同じく、その決断も人生の岐路に立った出来事でした。

結果的には、いい会社に入社出来ましたしとても有意義な会社生活を送れたので、良かったですけどね。

勝負に出たときの緊張感、背水の陣だった感じは今でも思い出します。

仲間の存在は大きいです。

あの時に底力を出して頑張れたのは、

写真撮影や重いポートフォリオや模型を運ぶのを手伝ってくれ、

応援してくれた後輩たちや同級生たちが居てくれたおかげだと感謝してます。

大学院へは行っても行かなくても、

常にいろんなことに興味を持って学び続けていく事が大事ですよね。

日建学院さんのご依頼で、小倉のリーガロイヤルホテル４階の会場で行われた会でした。