ディテール提案/’01.夏季
コンセプト
外部と内部の境界にもう一つ、’観る’ための空間を与えることを考えた。
時間を経て、記憶の積層されていく本棚の中に箱を埋め込み、空間を与える。
箱の中に入れるものは、作家のつくった何十万もするオブジェかもしれないし、幼い頃集めた木の実やガラス玉かもしれない。
「観る まど」は外部からの光を受け、内部に時間の移り変わりを体現するシステムとなる。
「空想ディテール」というテーマで、応募したのは外部と内部の境界にもう一つ’観る’ための空間を与えることを考えた。というもの。
社会人なりたてで、何かと葛藤を抱えていたことを思い出します。
今読むと、先生方のコメントが心に響きます。
確かに上にスライドさせて、開かないんじゃないの!?という断面関係になってます・・・。