映画監督と建築家
気付いたら7月が終わり、、、。昨日から8月です。
先月は一度もブログを書く余裕なく、過ぎてしまいました。怒涛の時期は、継続中です。
最近、朝ドラの雰囲気が神妙な感じになっていますね。映画監督を目指す夫が家を出てしまうという・・・。鈴愛どうする?!という展開で。
建築家はそもそも芸術家ではないし、映画監督業とは違うのですが”退路を断つ”的な発想は分からなくもありません。
頭の中のものを形にするところとか、時間がとてもかかるところなど似ている点は結構あります。
没頭しだすと朝も晩も休日も使って考えを深めていきたいし、そうでないと良いものができない。
となると、独りで全ての時間を使う自由がある方が気が楽という面もあるのです。
でも、わたしは独りで没頭する時間も、家族とともに過ごす時間も経験した結果、
建築は日々の生活を大事に、家族と人間らしいくらしをしながら創ることが理想だと思います。
提出前とか忙しい時期は、家族の協力なしには乗り越えられないのは確かですけど。
人は精神的な支えがあると、どこまででも強くなれる。そう、今の私は感じています。
さて、7月頭には、依頼を受けていた書評が完了しまして今月掲載予定となっています。
北九州に移住してきてから、いろんな縁が今日まで繋がってきているのですが書評の中にもその一端を入れ込みました。
地元の人はもちろんのこと、建築関係の人以外にも、読んでもらえたらなと思ってます。
8月17日発売『建築技術2018年9月号』に掲載されます。
※トップ画像は、「万引き家族」を見たあとに余韻に浸っている時に目にした光景。
「緑のボリュームがあり、畝の緑があり、道が横一直線に走り、手前に田んぼがある」
当たり前すぎて、普段は意識しない景色も美しい田園風景として目に飛び込んで来ました。