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Report 土工事

Post Series: カフェ&オフィス

今回は地盤が弱い地域であったため、小口径鋼管杭(地盤改良のひとつ)を打設し、その上で砕石敷き・防蟻処理・土間コン敷設を行いました。敷地が狭小のため、施工上の理由で杭位置を柱通りより若干内側に配置しています。そのため基礎の幅も厚くすることで建物の荷重が直接杭に伝わるようにしています

杭工事には設計監理者として立会い、基準となる試験杭の管理値を確認、杭打設位置の確認、溶接施工者に必要な資格者証などの確認も行います。一連の工事が済むと報告書を施工者が作成し、設計監理者として内容を確認したうえでお客様への説明を行っております。 / 佐藤真紀

※地盤調査と基礎形式の補足
一般的に、計画初期に地盤検査を行いその結果、計画する建物の重量(構造形式)に応じて必要となる地耐力が無い場合には、柱状改良などの浅層改良・細径鋼管杭または杭基礎などを選択し建物荷重が支持層に伝わるように計画します。

杭頭処理まで終えた様子。遺跡のような見た目です