美しい建築を確かな技術力で実現します
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Report 基礎工事

Post Series: カフェ&オフィス

この工程では、設計者が配筋検査・型枠位置の検査を行います。

設計者は重要ポイントで検査を行い、もし間違いが起きていたり、設計仕様と異なる内容で施工されている場合には施工者に対して手直し・是正を求めます。
監理は設計と同様に重要な仕事ですし、実際は設計よりも手間がかかるものでもあるのです・・・。

誤解されることも多いのですが、設計者の行う「工事監理」は、施工者が行う「施工管理」とは異なり、設計通りに工事が行われているかの監視をする役割となります。現場に張り付いて発注工程をチェックしたり、全数検査を行う、施工図の作成、工程管理は施工者が行う内容です。

基礎工事が終わると、いよいよ土台設置と棟上げです。
建物の全容がだんだんと見えてきます!! / 佐藤真紀

1.基礎配筋の様子

補強部分や基礎梁、継手、基礎深さなどが設計図で示した仕様と合っているか、事前に確認した施工図通りになっているかを確認します。

2.基礎コンクリート打設後

木造の場合にはこの後、土台が設置されます。基礎の精度がこの後の躯体工事に影響するので、高い精度が求められます。

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Report 建て方・棟上

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棟上までくると、建物の概形が見えてきます。
今回のプロジェクトは、小規模ながら屋根の施工難易度が高めです。納まりを入念に打合せした上で現地での建て方となっていますが、それでも多少は調整が出てきました。
途中で腕の良い大工さんが加わってくれて、一気に現場が進んでいきました。

構造フレームだけの状態でも、迫力があります。
鉄骨やRC造とは異なり、木造の構造体独特の美しさがありますね。


1.屋根フレームが架かったところ

登り梁と、連続した門型フレームが美しいです。

2.全景

街の中での佇まい。