お隣四国の海
九州へ来て、海が見える景色にすっかり馴染んだこの頃・・・。
のどかな風景は日常のものとなっていますが、先日、とあるプロジェクトの現地調査の為に普段いるところよりも更にのどかな場所へと行ってきました。
朝、5時半に起きて第1便の船に乗り離島へ。(トップ画面の写真がその時のもの)
これはいいな〜と思う瞬間や場所が沢山ありました。
昔ながらの神社とか。参道の先には、ロケに使えそうな百段階段!
感覚をフルに使って、こうして琴線に触れるものを集めて、アイデアをまとめます。
帰り道、臼杵港から臼杵駅へと歩く途中に何やら後ろ姿のかっこいい建物がありました。
サンドイッチのような三角のシルエット。
近づいて施設名を確認し、ネットで調べると日建設計の作品で「臼杵市中央公民館」でした。
竣工年は不詳となっていますが、おそらくは丹下健三氏の香川県庁舎とか香川県立体育館が出来た同じ時代でしょう。
RC造を杉板型枠で打っているところや、手すりなどの色、塗装の具合が時代を表しています。
日建設計は昔からなかなかカッコいいものを設計していたんだな・・・。
行きに別府から八幡浜に渡る際、たまたま新しいフェリーに乗船しました。
3年ほど前に就航したものです。内装も木質系でまとめられ、2等席の大部屋も落ち着いた色調の絨毯が敷かれてます。
2等席はソファ席のほか、5畳程度ずつに腰くらいの高さの仕切りで空間が分けられている為、女性が利用しても十分寛げる雰囲気です。
この頃、利用することの多い船や列車の内装の仕事もしていきたいな!