元祖・地中建築?!
天気の良い休日に、矢筈山にハイキングへ。
九州で3番目に上下水道が整備されたという場所には、かつての貯水池が公園(小森江こどもの森公園)として整備されていました。
トップ画面はその写真です。
赤レンガの煙突のようなものは給水塔で、綺麗な部分が水面下にあった部分だと思われます。
フォトジェニックで清々しい景色ですよね。
実際に、映画の舞台にも使われたようです。
矢筈山の頂上はキャンプ場があります。
ここはかつて伊藤博文が指示して西の砦を守る場所(堡塁)として整備され、戦後しばらくたってから一般公開された場所です。
長い時間を経てすっかり地中空間として馴染んでいます。
ランドスケープ一体建築、元祖地中建築とも言えるかな。
地面の割れ目に空間が!という感じ
内部もアーチ型の堅牢なつくりです。
ここからの眺めは最高です。かつて関門海峡の守りを固めた場所というのも納得できます。
身近でありながら、都内とはスケール感の違う水辺の景色に興奮しました。